日本エステティック協会加盟 エステタイム

埋もれ毛

エステタイム顧問医師 庄野又仁先生のコラム

大阪城11月~12月にかけては紅葉が美しい時期です。葉の色が赤や黄に変化するのは、冬に葉を落とすための作業(葉緑素の分解と解毒)が行われているからとのこと。
寒暖差が大きいほど、綺麗に色づくようです。寒暖差は体にこたえますが、樹木と同様にヒトの体にも、変化を促していると思われます。

大阪城

埋没毛

埋もれ毛とは、埋没毛とも言います。毛の不適切な自己処理により発症するため注意が必要です。毛の自己処理の中で最も多いカミソリでの毛の処理は、線状に無数のミクロな傷を作ってしまいます。一方、毛抜きや脱毛ワックスなど、強い力で毛を引き抜く処理方法では、毛が皮膚内部でちぎれてしまい、皮膚の中に埋没してしまいます。そうすると、本来あった毛の出口が見失われてしまい、毛が皮膚の中で成長してしまうことになり、埋もれ毛となってしまいます。また、カミソリでの自己処理は特に当てはまる事ですが、ある程度の外力が皮膚に加わると、ごく微小ながらも傷が発生し、炎症を引き起こします。また、少しでも出血があれば、痂皮(かさぶた)となり、かさぶたがその後の毛の成長をさえぎり、皮膚の中で毛が埋もれてしまうこともあります。

予防と対策

埋没毛はミクロな世界で生じるため、肉眼で確認できるほどサイズの大きなものは、あまり見かけません。そのため、油断が生じてしまいます。そして、一旦埋没してしまうと、何度も毛嚢炎を繰り返すなど難治性の皮膚トラブルの原因になります。(逆に、同じ場所に何度も再発する毛嚢炎から、埋没毛がわかることもあります。)また、かゆみを伴い周囲の皮膚に悪影響を及ぼしてしまいます。
まずは、埋没毛にならないよう、自己処理をなるべく行わないことが肝要。
もし、できてしまったら、無理に引っ張り出さずに医療機関を受診するのが一番です。
炎症がなく、ごく表層の埋没毛であれば、ピーリング剤を使用して角質を化学的にこそぎ落とし、埋没毛を“掘り出す”という方法もあります。また、角質をやわらかくするクリームを使用し、表層の角質層を軟化させてから、先の細いピンセットで確実に毛の一部を把持し、途中でちぎれないよう弱い力で確実に除去する方法もありますが、引っ張る途中、切れてしまうリスクが伴います。
かゆみがあり、すでに周辺に赤みが出ているものは、炎症が起きているため、まずは抗生物質などの抗菌薬や、ステロイドなどの抗炎症薬を併用しながら対処し、炎症が収まってから除去する処置を行います。


埋もれ毛を防止するには、まずは自己処理をしないことが一番です。
埋もれ毛に悩まされている方や、脱毛に不安のある方は、是非一度、ご相談にお立ち寄り下さい。
経験豊かなサロンスタッフが、個々の肌質、ライフスタイルに応じた最適な解決法を見つけてくれます☆

エステタイムは、脱毛・痩身・フェイシャル(美顔)で女性の美をサポートします。

Copyright(C)2016 ESTHETIME All Rights Reserved.